3.7 C
Tokyo
10 C
Osaka
2025 / 12 / 14 日曜日
ログイン
English
流通・飲食小売能登半島地震 西日本の流通各社が支援

能登半島地震 西日本の流通各社が支援

西日本の流通各社が、能登半島地震の被災地へ向けた支援を行っている。平和堂はグループ286店舗に募金箱を設置している。21日まで義援金を募る。同社は石川県でも店舗を展開しており、一部で営業時間の短縮や営業フロアの制限を行っているが、おおむね通常営業となっている。

オークワは153店舗、イズミは191店舗、フジ・リテイリングは104店舗でそれぞれ31日まで、さとうグループは83店舗で2月29日まで募金を受け付けている。

コープこうべは138店舗に2月29日まで、京都生協は18店舗に3月20日まで募金箱を置くほか、宅配事業でも注文用紙やインターネットを利用し募金を受ける。

百貨店では近鉄百貨店が10店舗に1月6日から約1か月間、エイチ・ツー・オーリテイリングは阪急百貨店、阪神百貨店のほか関西スーパー、イズミヤなどグループ各店に31日まで募金箱を置く。このうち、阪急うめだ本店では11日から恒例の「金沢・加賀・能登展」を開催しており、売上の3%を石川県に寄付する。

卸売業では、旭食品が高知県を通し義援金1千万円を寄付。同社では「被災地の今後の状況を確認しながら、新たな支援の実施も検討する」としている。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。