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ニチレイフーズ 価値で選ばれる商品を追求 専門店品質「ニチレイ 鶏から」登場

 ニチレイフーズは、家庭用冷凍食品の主力カテゴリーでさらなるおいしさを追求するとともに、独自色あるパーソナルユース製品のラインアップを拡充する。2026年秋に向け、専門店品質を目指した「ニチレイ 鶏から」売上No.1同士をセットした「『本格炒め炒飯』&『特から』(トレイ入り)」、市場が拡大傾向のワンプレートで“主食×主食”の「麺と米」シリーズなどを順次発売する。

松尾哲哉取締役専務執行役員
松尾哲哉取締役専務執行役員

 7月8日に秋季新商品発表会を開催。松尾哲哉取締役専務執行役員は「物価上昇が長期化し、お客様はモノ・コト・サービスに対し価格と価値の両立を厳しく見定めるようになった。こうした環境下、われわれは安定供給を前提としながらも、価格対応だけでなく、価値で選ばれる商品を提供していくことが重要と考えている」と話した。

 家庭用は、「本質的価値の追求」「パーソナライズへの特化」「さらなる満足度の向上」をキーワードに多様な商品群を開発。

 「ニチレイ 鶏から」は、自宅でレンジ調理する冷凍から揚げでありながら、専門店品質を目指した。3つの独自製法を掛け合わせ、「香ばしさ・弾力・ジューシー感、旨味」を極限まで高めた。240g。

 同社によると冷凍から揚げは夕食時の利用が5割超と多いものの、惣菜・専門店に比べておいしさや品質面への満足度が低いという。清川吾朗執行役員家庭用事業部長は「市場は大容量品や健康志向に応える商品で伸びているが、家庭で専門店品質という新たな選択肢を提供したい」とする。

 「『本格炒め炒飯』&『特から』(トレイ入り)」は冷凍炒飯・冷凍から揚げの2カテゴリーで売上No.1(インテージSRI+)の商品が組んだ最強セット。たっぷりの「本格炒め炒飯」と「特から」2個入りで、300g。2メニューを同時にレンジアップするため新たな容器を採用し、グループ企業のキューレイ社(福岡県宗像市)に設置した新ラインで製造する。

 「麺と米」シリーズは、ワンプレートで“主食×主食”を組み合わせた「ぶっかけうどん&カツ丼」と「ぶっかけうどん&カツカレー」の2品。

 冷凍ワンプレート市場は単身女性の支持で伸びている一方、男性からはボリュームの少なさなどが不満点に上がっている。

 新商品は既存の市場にない人気メニューのセットで、1食400gとボリューム満点。単身男性らの需要を取り込む。

 一方、業務用の開発方針は滝英明常務執行役員業務用事業部長が説明。「市場は様々な懸念材料を抱えるが、人手不足の深刻化が最大の課題だ。外食・惣菜・給食の各業態で起こっている変化にも対応していく」と述べた。

 4月に統合した旧ニチレイフレッシュが調達する素材の良さを生かした新商品を積極的に提案。「えびごろっとかき揚げ」シリーズ2品もその一つで、えびをたっぷり約50%配合し、独自製法でサクサク食感に仕上げた。調理は自然解凍にも対応。

 自社ブランドのアマニ鶏を使用したメニューでは、「チキンカツ」「チキンステーキ」「究極のから揚げ(むね)」を商品化。

 新価値の具現化で「のび~るチーズフライ」と「とろ~りチーズインハンバーグ」を発売。チーズを使ったメニューは人気が高いものの、原料コストが上昇傾向にある。そこで独自の配合技術、製法、物性コントロールでコスト低減とおいしさを両立させた。外食・居酒屋・惣菜など幅広い業態で需要を見込む。

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