13.9 C
Tokyo
15.9 C
Osaka
2026 / 02 / 14 土曜日
ログイン
English
流通・飲食亀井通産 前期は増収増益 一層の発展誓う 「火の国会」で報告

亀井通産 前期は増収増益 一層の発展誓う 「火の国会」で報告

熊本の有力食品卸・亀井通産は3月21日、熊本市で「第45回火の国会総会」(一部は総会、二部は懇親会の二部制)を開催し、会員企業150社以上が参集した。

令和5年度の収支決算・会計監査報告および令和6年度の事業計画・予算に続き、亀井通産の幹部社員の紹介が行われた。なお、一部で岡村由紀子火の国会会長(味の素九州支社長)、遠山靖亀井通産社長、二部で塗井明人火の国会副会長(ハウス食品福岡支店長)、亀井健留亀井通産副社長が大要次の通りあいさつした。

火の国会 岡村由紀子会長(味の素九州支社長)

熊本県全体の経済状況が活性化してきている中、亀井通産さまは地域のお客様に安心・安全に食を供給し続けるという使命を全うされており、2023年度実績は増収増益で着地。売上も200億円を突破したとお聞きしている。地域密着・信用第一を大切にした取り組みを実践していることで、着実な業績伸長につながっている。一方で一人ひとりのニーズが年々多様化してきており、新しい需要を生み出すための取り組みが大切になってくると感じている。亀井通産さまと火の国会会員各社さまが力を合わせることで、今後のエリアニーズの掘り起こしを進めていくための取り組みを推し進めていく。

遠山靖氏(亀井通産)
遠山靖氏(亀井通産)

亀井通産 遠山靖社長

2023年度はお得意先メーカーさまからお受けしている価格改定について当社スタッフが一丸となって漏れのないようねばり強く交渉に取り組んでくれたことで、売上・利益ともに押し上げる形となり対前年比で増収増益となった。加えてふるさと納税の事業などをはじめ、ほとんどの部署で黒字化を達成するなど良い年となった。その一方で今年は「2024年問題」に伴う物流費高騰や賃上げなどといった人件費に関する諸問題に取り組んでいかなければならず、改めて気を引き締めていきたいと思う。

今期の業績予想はこれらの状況を勘案して減収減益を予想している。今年度も価格改定への対応をしっかりと行っていくとともに、新規事業の開拓を続けながら従前以上に利益の確保に努めていかなければならない。引き続き火の国会会員企業各社さまからのお力添えを頂戴したい。

火の国会 塗井明人副会長(ハウス食品福岡支店長)

熊本には豊富な地下水があり、熊本県民にとってかげがえのないもの。TSMCが進出する効果は極めて大きく熊本の経済状況を活性化させる側面がある半面、同社の工場が本格稼働することによって、年間310万tの地下水が汲み上げられるため、地下水が枯渇することが懸念されている。こういった問題も見据えながら少しでも亀井通産さまのご繁栄につながるよう火の国会会員企業が一丸となって同社を盛り立てていきたいと思う。

亀井通産 亀井健留副社長

TSMCの進出に伴い熊本県ではビジネス人口が増えてきており、当社亀井通産ではこの機会を逃さずに捉えながら、新しい事業にも積極的に取り組んでいく。その一事例として台湾圏への輸出事業にも進出する。さらに7月の秋冬提案会、9月には火の国会実務担当者会を行う予定となっている。引き続きより良い提案会を行っていくべく、皆さま方からのご協力をお願いしたい。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。