日本アクセスは7月29~30日の2日間、パシフィコ横浜で総合展示会「秋季フードコンベンション2026」を開催した。東日本会場にはメーカー506社(総合21、ドライ150、アイス19、冷凍食品38、和日配114、洋日配37、乳製品174、生鮮・デリカ100、韓国館10)が出展。小売店、外食関係者ら2日間で約1万6400人超が来場した。前週の西日本会場と合わせた来場者数は2万6800人。
秋季フードコンベンションのテーマは「変革と挑戦×実践~ソリューションプロバイダーへの進化~」、サブテーマは「新たなマーケットの創出」。淵之上明生執行役員商品統括・マーケティング管掌は「物価高で消費者の節約志向が強まる一方、旅行や趣味など自分へのご褒美にお金を使うメリハリ消費が拡大し、消費行動は二極化が進んでいる」としたうえで、「商品が持つ価値をお客様に伝え、買い上げ点数の拡大につながる各種施策を推進し、潜在需要の顕在化による新たな市場の創出を目指していく」方針を強調した。
マーケティングブースでは、「トレンドの見方、お店のミカタ」と題して、詳細なデータ分析により購入率アップにつながる打ち手を紹介。朝食向上委員会(仮)、かるしおプロジェクト、新商品グランプリなど、潜在需要の開拓や健康を基軸とした企画提案や、買い上げ点数拡大に向けたアクセスオリジナルの開発商品の提案も目立った。
乾物・乾麺ブースでは、消費者調査をもとに作成した「乾物白書」の新たな提案として、面倒な手間を省き、乾物を入れて炊くだけの「炊き込みご飯」を紹介。「味噌汁×水出し」や各種具材の提案、9月6日の「黒い海苔の日」企画、年末の乾麺需要を盛り上げる「池森カップそば」、ミニ乾麺グランプリなど、乾物・乾麺№1卸として多彩な提案を披露した。
デリカでは、「温惣菜」「米飯・寿司」「ベーカリー・スイーツ」の各カテゴリーで、こだわり・簡便・トレンドを取り入れた商品を提案した。
実演コーナーでは、バッター液に豆腐を加えることで歩留まり向上とおいしさを実現した天ぷら・唐揚げを紹介。来場した惣菜バイヤーの注目を集めていた。
原料コーナーでは、品質・価格・供給面で競争力のある中国産剥き玉ねぎや冷凍水産品、日持ち向上剤や歩留まり向上を実現する原料・製剤など、日本アクセスの調達力を生かしたデリカPC/CK向けの提案が充実。乾物メーカーとの取り組みで、惣菜向けに品質・コスト面で最適な原料を提供する、国産・韓国産・中国産ひじきのブレンド提案も注目を集めていた。

そのほか、夏場の新たな催事企画として「夏越しごはん」の提案や、外食向けにポスト抹茶として、よもぎ・ずんだ・うぐいす豆を活用した「和グリーン」素材を使ったメニューなど多彩な提案を披露した。
味の素冷凍食品・初の卸向け専売品「ギョーザお肉ぎっしり」「ふっくらむね肉から揚げ」をはじめシャトレーゼ「チョコバッキー黒みつきなこ」、ロッテ「生チョコパイ(とろける焼き芋)」、価格高騰が続く国産切り餅の代替提案として白玉粉を使用した「ひとくちこもち」(みたけ食品工業)、50周年を記念した「雪の宿コラボウエハース」など、アクセスオリジナル新商品の提案も目立った。
