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みりん付加価値強化 家庭用伸長、業務用回復

みりんの売上高が伸長している。業務用が回復し、家庭用が引き続き伸長。実際は主力メーカー各社の22年10月からの本みりん価格改定以降は数量が減少しているが、その価格の改定効果に加え、コロナ禍を経て広がったみりんの活用が和食だけから洋食、中華、スイーツと広がってきたことが背景にある。宝酒造、キッコーマン食品など本みりんを強化する全国メーカー各社は付加価値商品をさらに強化している。

本みりんの全国流通では、宝酒造、キッコーマン食品などが上位シェアを占めている。宝酒造は、今秋の新商品で「コク」と「うまみ」をより強化し、うまみ成分を同社本みりん比で約20%増加させた「タカラ本みりん『贅沢米麹』〈国産米100%〉」を発売した。

同商品開発に当たっては、同社の本みりんユーザー調査の「本みりんに期待すること」に対し、本みりんを使用した効果として「コク・うまみをつける」の回答が最も多かった。

同新商品の販売とともに、その「料理への効果」をSNSを活用したレシピ提案、売場でのPOPや各種料理教室などで幅広い層に訴求する。

また、キング醸造も今秋の新商品で、うまみ成分をアップさせた「日の出 純国産純米本みりん」を発売するとともに、SNSなどを活用し若年層にも訴える。

キッコーマン食品の米麹用の米の量を通常の2倍使用した「マンジョウ 米麹こだわり仕込み本みりん」も好評で、年末にかけて主力の醤油「いつでも新鮮シリーズ」などと本みりんを使用した提案にも注力し、消費を活性化させる。

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