8.9 C
Tokyo
11.7 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
流通・飲食旭食品「取組先集中し収益拡大」 近畿旭友会で福井常務

旭食品「取組先集中し収益拡大」 近畿旭友会で福井常務

旭食品近畿支社の福井良臣常務取締役支社長は5月11日、大阪市のシェラトン都ホテル大阪で開かれた「近畿旭友会」の席上、今期の方針について説明した。「心の通った商売のできる得意先、しっかりと取り組んでもらえるメーカーに集中することで収益の拡大を図りたい。また、問屋業の生命線である鮮度管理を徹底する」と述べ、取組み企業の選択と集中による収益の拡大、適正在庫と鮮度管理の徹底、与信管理の強化などの方針を示した。

営業面では酒類や食品、冷食などのコラボ企画、ストアPBの開発、異常値拡販といった実例を紹介。物流においては入荷予約システムを導入した拠点の拡大や、発荷主としての付帯作業の見直しなど2024年問題への対応を挙げ、「一つ一つの課題を解決し社会的責任を果たす」(福井常務)との考えを示した。昨年稼働した大阪北チルドセンターをハブに近畿内外の拠点をつなげるとともに、メーカーの共同便としての活用も呼びかけた。

近畿旭友会・小笠原卓也会長
近畿旭友会・小笠原卓也会長

なお、近畿支社の23年3月期売上高は前年比102.5%の1千523億7千700万円。支店ごとの伸び率と構成比は、大阪支店が前年比104.7%(構成比41.9%以下同)、和歌山支店が102%(21.8%)、京都支店が104.3%(19.9%)、神戸支店が96.1%(16.4%)。神戸支店の前年割れは支店移管によるもので実質100.1%。

主な部門の実績は食品が前年比101.5%(構成比45.5%以下同)、酒類が100.9%(18.7%)、チルドが102.7%(12.9%)、菓子が102.9%(8.4%)、業務用が111.1%(7.5%)、冷凍が106.9%(5.9%)。

なお、会では冒頭、小笠原卓也会長(味の素大阪支社長)があいさつ。「人口減少という局面の中、各地域に対し知見と実行力を持つ旭食品とともに一層地域に密着し新しい時代を作っていきたい」と述べた。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。