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スギヨとマルサ笹谷が初コラボ 北海道と能登の食文化が融合 「こんか漬」「アヒージョ」発売

 スギヨ(石川県七尾市、杉野浩也社長)のグループ会社の株式会社能登半島は、マルサ笹谷商店(北海道釧路市、笹谷剛社長)と初めてコラボ商品2品を開発。両社は6日、千代田区大手町のさんさんラボフューチャーで記者会見し、「能登の技術と北海道の水産資源で新たな挑戦をする」など考えを示した。能登半島は全国の量販店、直営店・ECサイトの「杉野屋与作」を通して石川能登の食文化を提供。マルサ笹谷商店は北海道釧路市を拠点とした総合水産食品企業。

 コラボ商品の「北海道産さんま こんか漬」は、北海道で水揚げされた脂のりの良い大型サイズのさんまを使ったこんか漬。こんか漬は、脂の乗った青魚を塩漬けした後、米ぬかと米糀で漬け込み、長期間熟成させた能登の伝統的な発酵食品。生魚に比べてアミノ酸は2倍以上とうま味が強く、酒のつまみやごはんのおともに最適。

 冷凍の「くしろ茜(あかね)サーモン アヒージョ」は、北海道・釧路で養殖された「くしろ茜サーモン」に、マッシュルームやしめじ、トマト、ハーブを合わせたアヒージョ。茜サーモンは、ほどよい脂のりとすっきりとした味わいが特長。養殖特有の臭みが少なく、そのままでも食べられる魚で、シンプルな調理法であるアヒージョに仕立てた。

 両品は11月中旬から、「杉野屋与作」店舗と笹谷商店の直営店及び両社のオンラインショップで販売。価格は「北海道産さんま こんか漬」は950円、「アヒージョ」は1,300円。

コラボ商品の「北海道産さんま こんか漬」と「くしろ茜サーモン アヒージョ」
コラボ商品の「北海道産さんま こんか漬」と「くしろ茜サーモン アヒージョ」

 記者会見で杉野社長は「笹谷商店とは長い間取引関係にあり、能登の食文化と釧路の原料がクロスしたら、おもしろいということで今回のコラボに至った。震災3年目の能登の復興は、今だに道半で、単体での復興は難しいが、今回のコラボを通して、能登の調理技術と北海道の水産資源で融合。今後は能登発祥の食文化が釧路に根付き、新しい食べ方が能登に逆輸入されれば嬉しい」など語った。

 笹谷社長は「北海道は魚が大量に捕れる半面、加工技術が足りない。能登の技術と北海道の水産資源でコラボすることは今までにない取組み。養殖サーモンは養殖時期が決まっているが、加工し、安定的に出荷できれば次のステップにつながる。これからもコラボ商品を増やしたい」など語った。

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