「麒麟 発酵ジンジャーサワー」 乳酸菌パワーで実現!食事に合うすっきり味

キリンビールが培ってきた発酵技術を生かしたRTD「麒麟 発酵サワー」ブランドから、新たな素材を取り入れた「麒麟 発酵ジンジャーサワー」が登場する。ジンジャーとレモンのすっきりした味わいが楽しめる新フレーバーで、これまでとひと味違う缶チューハイを求めるユーザーの期待に応える。

「コロナ禍の長期化や自然災害、不安定な世界情勢など閉塞感が漂うニュースが多い昨今、生活の中に少しでも豊かさを求めるお客様の意識が向上。チューハイにおいても様々なフレーバーや食中にフィットする味覚が求められている。安心感とともに、新しいものを提案していくことが重要。ブランド独自の価値である品質感、素材感も引き続き大事な要素として強化しながら、発酵サワーならではの食事に合うすっきりしたおいしさを届けたい」。

9月16日の発表会でRTDカテゴリー戦略担当主務の田中寛人氏は、新規性がありながら安心して選べるフレーバーとして同品を提案する考えを示した。

開発を担当した増崎瑠里子氏によれば、味覚追求のため素材と発酵菌の組み合わせを73パターン試したという。「当初はジンジャー単体で発酵させようとしたが失敗。ほかの素材と組み合わせたらどうか、仮に果実なら何がマッチするかなど一つ一つパターンを試してみた」。麹や酵母などとの組み合わせも試みたものの、なかなか狙い通りの味が出せなかったと振り返る。

試行錯誤の末、ジンジャーとレモンを乳酸菌で発酵させることで、生姜の辛み成分を抑え、レモンのやわらかな酸味成分を増加させることに成功。まろやかな味わいとともに、食事に合うすっきりとしたおいしさを実現した。「ベストマッチにたどり着くまでには時間がかかったが、その分おいしさには自信がある」(同氏)。

「麒麟 発酵ジンジャーサワー」(350㎖/500㎖缶、オープン価格)は9月27日に全国発売。「発酵サワー」ブランド全体の今年の販売数量は前年比1.4倍の420万ケース(250㎖×24本換算)を計画する。

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