逆光線(コラム)オリーブオイル高騰 必需品としての底力を
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オリーブオイル高騰 必需品としての底力を

値上げラッシュはピークを越えたが、世界的な天候異変による供給への影響が深刻化している。オレンジ果汁は、主要原産国であるブラジルの大雨、米国を襲ったハリケーンの影響で一部製品では休売が続く。

▼日本の食卓に定着したオリーブオイルも主産地スペインが干ばつに見舞われ、2年連続の不作で相場が高騰している。スペイン産エクストラバージンオリーブ油の輸入価格(CIF)は㎏当たり1千円を突破。前年比で約2倍、21年との比較では約3倍の水準に高騰している。

▼国内製油メーカー各社は安定供給維持に向けて原料確保に奔走するとともに、10月から3度目となる価格改定を実施。原料相場の高騰と円安に伴うコスト環境悪化への理解を求め、新価格の浸透を急いでいる。

▼基礎調味料の最大カテゴリーである家庭用食用油市場において、オリーブオイルは金額ベースで2割強を占める柱商品。単価上昇による一定程度の影響は避けられないが、オリーブオイルの市場維持は大きなチャレンジとなる。嗜好品ではなく必需品としての底力が試されるシーズンでもある。

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