日本気象協会 biz tenki
逆光線(コラム)会津の歴史ロマン

会津の歴史ロマン

会津には歴史好き垂涎の史跡が数多くある。飯盛山は会津若松市の市街を望む山で、戊辰戦争時に白虎隊が自刃した地だ。この山には会津さざえ堂もある。不思議な二重構造のらせん階段で、上りと下りですれ違うことがない世界でも珍しい建築だ。

▼豊臣秀吉によって同地に転封された蒲生氏郷の墓もある。今日の会津若松の基礎を築いた領主だ。新選組三番隊長斎藤一の墓もある。新選組きっての剣の使い手で、会津藩とともに最後まで抗戦した。東京で死んだ後、会津若松市の寺に葬られた。

▼寡聞にして知らなかったが、会津は古代遺跡も多い。その一つ、会津若松市の矢玉遺跡から出土した木簡が、種もみの種子札であることが判明した。出土木簡と江戸期文献に記載された古代イネ品種「しろわせ」を復刻する取り組みがある。

▼今年、福島大学附属農場水田で「しろわせ」の田植えが行われ、先頃稲刈りを終えた。この古代イネ品種を使って、会津若松市のメーカーがみそや麹甘酒を試験的に少量仕込む構想もある。近い将来、歴史ロマンを舌でも楽しめるかもしれない。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。