串カツ田中は、冷蔵惣菜の宅食サービス「つくりおき.jp」を展開するAntwayと業務提携を締結した。新事業としてハウスミール事業の展開拡大を図るべく、惣菜工場を新設。エリア展開を拡大する「つくりおき.jp」の事業パートナーとして、惣菜製造およびエリアでの配送を担う。提携契約日は10月20日、来年4月からの事業開始を目指す。
「つくりおき.jp」は、サブスク形式の惣菜宅配サービス。23年8月時点では、関東・中部・関西エリアの26都府県でサービスを展開している。管理栄養士監修のもと専用キッチンで手作りした冷蔵惣菜を届け、共働き世帯や子育て世帯を中心に支持を獲得している。
串カツ田中では、「つくりおき.jp」が掲げる「日本中の家庭から義務としての料理をなくすことで、家庭にゆとりを生み出す」という考え方に賛同。新事業として、惣菜分野に進出するもの。工場運営を通じて、将来的なセントラルキッチンの導入を目指したノウハウの獲得を進めることで、「現在直面する原材料・光熱費の高騰、人手不足によるコスト増加にも対応することが可能になる」とコメントした。