9.4 C
Tokyo
7.3 C
Osaka
2025 / 12 / 31 水曜日
ログイン
English
その他機械・資材スチール缶、22年度リサイクル率92.7% 軽量化目標を2年連続達成

スチール缶、22年度リサイクル率92.7% 軽量化目標を2年連続達成

スチール缶リサイクル協会は、このほど22年度のスチール缶リサイクル率およびリデュース率を公表した。会見で倉持隆志副理事長(東洋製罐執行役員)、高橋宏郁専務理事が説明した。

それによると、22年度のスチール缶リサイクル率は92.7%となっている。2025年度を目標とする第4次自主行動計画2025のリサイクル数値目標「93%以上維持」には、わずかに未達となったが、12年連続で90%以上の高水準を達成した。

22年度のスチール缶リデュース率(軽量化)は、基準年度の04年度比で1缶当たり9.4%(3.34g/缶)の軽量化を実現。第4次自主行動計画で掲げた目標「1缶あたり重量9%の軽量化」を2年連続で達成した。

倉持副理事長は「スチール缶のリサイクルをはじめとする資源循環を支えていただいている関係者に心より御礼申し上げる」としたうえで、スチール缶は消費者・自治体・事業者の分別・再資源化の取り組みが定着・整備されており、国内で発生する使用済スチール缶は製鉄原料として再資源化されていることなどを説明した。

また、協会は設立50周年を迎え、環境美化活動の推進やSNSを活用した広報・普及活動、スチール缶をはじめとする資源循環推進の取り組みを推進。消費者・自治体・事業者と連携して持続可能な循環型社会構築に貢献する。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。