餃子専門店「大阪王将」ブランドの冷凍食品を展開するイートアンドフーズは、2023年春夏シーズンに向け、新商品「極み」シリーズを3月から発売した。大粒で旨みたっぷりの「極みの大粒 肉餃子」と、溢れる肉汁を堪能できる「極みのもっちり厚皮 肉汁爆弾餃子」の2アイテム。コロナ禍で高まった「プチ贅沢」のニーズに応える。
「大阪王将 おうちで楽しむ街中華」を基本コンセプトに、今春夏商品は昨今のトレンドである「プチ贅沢」と「経済性」をテーマに開発した。冷凍食品は、新商品が9品、リニューアル品が11品。このほど開いた発表会の席上、同社は「コロナ禍・物価高に見舞われながらも冷凍食品市場は拡大基調にある。ユーザー別では、トレンドに敏感な25~34歳、家族世帯が多い35~44歳の購買頻度が上昇。これら世代へのアプローチを強化していく」と狙いを話し、「当社が主力とする餃子・小籠包など中華カテゴリーは市場平均を上回る伸び」であることも明かした。
新商品の目玉は「極み」シリーズ。「極みの大粒 肉餃子」は、牛2割と豚8割の黄金比でブレンドし、コクと旨みにこだわった。練り時間はレギュラー品の4倍(約1時間)だという。1粒30gのボリューム感もポイント。標準24個(720g)、「極みのもっちり厚皮 肉汁爆弾餃子」は、独自のノウハウで実現した超モチモチの皮と溢れ出る濃厚な肉汁の組み合わせが絶妙。こちらは1個35g。標準20個(700g)。
なお、2品とも五島列島近海の海水から作られた希少な「矢堅目の塩」を使用。参考価格は税込810円。
「経済性」に対しては、「なにわ」シリーズの第3弾「なにわのジューシー焼売」をラインアップ。調味料や具材はシンプルにしながらも、出汁をきかせて風味豊かなおいしさに仕上げた。80g(6個)。参考価格は同178円。
一方、主力品「羽根つき餃子」は羽根のレシピを見直しパリパリ感を強化したほか、たれのおいしさにも磨きをかけた。296g(餃子12個、たれ2袋)。参考価格は同225円。またストック需要の高まりに応えるべく、「羽根つきファミリー餃子」と「羽根つきファミリースタミナ肉餃子」を、それぞれ袋タイプの標準36個入り(840g)で投入する。2品の参考価格は同648円。