その他企業活動ひかり味噌 地域農家に土壌...

ひかり味噌 地域農家に土壌改良剤提供 独自の循環型モデル 

みそ大手のひかり味噌は地域に根差した企業として独自の循環型3Rモデルを推進している。有機性廃棄物を活用した土壌改良剤を地域の農家へ提供している。地産地消への取り組みを積極的に実施し、今後も地域農業の発展に貢献する。

飯島グリーン工場におけるみその生産工程で排出される、大豆の皮などの有機性廃棄物を活用した土壌改良剤を、工場が位置する長野県上伊那郡飯島町の「道の駅 田切の里」で農家に提供している。土壌改良剤を利用した農地で作られた野菜や果物は、「道の駅 田切の里」で販売され、地域住民の食卓へ届けられる。

3Rとは、REDUCE(量を減らす)、RECYCLE(資源を再利用する)、RESPONSIBILITY(責任)を指す。

REDUCEについては、生産工程で発生する有機性廃棄物を工場敷地内で再発酵させ、生成したメタンガスを燃やすことでクリーンエネルギーを発電している。これにより有機性廃棄物は4分の1に削減。メタンガスはボイラーの燃料として生産にも活用している。

RECYCLEについては、有機性廃棄物をリサイクル化委託先で木質チップなどと混ぜて発酵することで、通気性・保水性・保肥性および取り扱いやすさに優れた土壌改良剤として再利用できる。有機質肥料である土壌改良剤は農地の土をやわらかくし、農地の持続性を高める。大豆や米などのみその原料、その加工工程から排出された有機性廃棄物を大地に戻し、循環活用している。

RESPONSIBILITYについては、現在、土壌改良剤を地域農家に提供している。今後も「道の駅 田切の里」や地域行政と連携し、土壌改良剤の効果的な活用方法の確立に向け、地域に根差す企業の社会的責任として農業発展に貢献する。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。