9月17日に発足した第2次高市改造内閣で、自民党衆院議員の簗和生氏が農林水産大臣に就任した。
18日に会見した簗氏は、食料安全保障確保へ消費者理解を醸成することが大きなテーマだと表明。
「コメをめぐりさまざまな議論がなされたが、適正な米価をいかに確保するかを考えたい。生産者が再生産できる価格水準とともに、消費者にとっても納得感ある価格を形成していくことが農政のこれからの課題だ」とする一方、米価には政府として直接関与しない立場を引き継ぎ、需給の安定化を通じて価格の安定を図る方針を説明した。
そのうえで、昨年に放出した政府備蓄米の備蓄水準を早期に回復させる必要性を強調。当面21万tの買戻しを着実に実行し、適正水準とする100万tの回復を目指す考えを示した。
簗氏は東京都出身、47歳。大学院修了後に議員秘書や日本経済研究所研究員を経て、12年に栃木3区から出馬し比例復活で初当選。国土交通大臣政務官、文部科学副大臣などを歴任し現職。

