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ニッスイの養殖事業 いけす用フロートのプラ流出リスクを低減

ニッスイは3月末までに、海面養殖場のいけすで使用する発泡スチロール製フロートを海洋へのプラスチック流出リスクが低い仕様に全量切り替えた。サステナビリティ経営を推進しており、環境負荷の低減や生物多様性の保全に取り組む一環。

同社グループは海外でサーモン、国内でブリ・サーモン・クロマグロなどの養殖事業を展開する。従来は一般的なナイロンカバー付きのフロートを使用していたが、ナイロンカバーが強度不足で破損し、内部の発泡スチロール(ポリスチレン)が砕けて海洋に流出することが課題となっていた。2019年度に行った調査では事業全体で1万9540個を保有していたという。

新たに採用したのはプラスチックの海洋流出リスクが少ない「PEコーティング発泡スチロール製フロート」や「中空樹脂製フロート」など。

20年2月に制定した「ニッスイグループ プラスチック問題に対する基本方針」において、漁業・養殖業で使用するプラスチック製漁具の材質見直しや管理の徹底を掲げ、マイクロプラスチックやゴーストギア(放棄・投棄等された漁具)の発生防止を目指している。

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