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サステナブルなNZの放牧酪農 グラスフェッドバターなど消費者へ情報発信 フォンテラジャパン

フォンテラジャパンは、ニュージーランドのサステナブルな放牧酪農の発信を強化。グラスフェッド(「牧草を食べて育つ」意味)の認知向上に取り組む。

このほどコンラッド東京で開催したラウンドテーブルで、國本竜生社長は「ニュージーランドの酪農や乳製品には多くの特長がありながら、BtoBビジネスが中心の当社が消費者に直接伝える機会は少なかった。食品安全意識や生産背景への関心が高まるなか、ニュージーランドの安心・安全な商品づくりを発信していく」と力を込める。

フォンテラはニュージーランドを本拠地とする数千戸の酪農家による協同組合。同国における集乳シェアは約8割を占め、130か国以上に乳製品を輸出している。フォンテラジャパンは日本国内で乳原料ビジネスを展開し、年間約12万tの乳製品を取り扱う。

國本⻯⽣社長
國本⻯⽣社長

コーポレートコミュニケーション部のブリン・ロウドン部長によれば、年間を通して放牧酪農ができる国は少なく、ニュージーランドの温暖な気候や豊潤な土壌は理想的な環境だ。放牧酪農のメリットとして、温室効果ガス排出量が少ない、穀物飼育に比べ予算がかかりにくい、栄養価が高く豊かなミルクが搾れるといった点が挙げられる。

放牧酪農で育てられた牛から搾る生乳であるグラスフェッドミルクはβ-カロテン、オメガ3脂肪酸、共役リノール酸などが多く含まれ、グラスフェッドバターは黄色の色味が強い特長がある。

当日はグラスフェッドバターを使った「コンラッド・レーズンサンド」が提供された。コンラッド東京ペストリーシェフの魚住美恵子氏は「作り手の体感として、融点が低く口溶けがよく、火にかけるとバターから濃厚な乳の香りがする。体内に脂肪として蓄積されにくいなど健康面でも優れている」などと紹介。近年アフタヌーンの需要が高まるなか、バターの消費も伸長傾向にある。「トレンドで終わらずに、日常にバターが普及していけばいい」(同)と展望する。

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