10.4 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2025 / 11 / 16 日曜日
English
流通・飲食中食・惣菜海老せんの坂角総本舗 新名古屋グルメに名乗り 海老メニュー特化の新業態開業
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

海老せんの坂角総本舗 新名古屋グルメに名乗り 海老メニュー特化の新業態開業

海老せんべい製造・販売の坂角総本舗は10月17日、新業態の「BANKAKU KITCHEN(バンカクキッチン)」をグランドオープンした。創業135周年記念取り組みの一環で、名古屋市東区の「葵店」の一部を改装。海老を使ったフードメニューをテークアウト形式で提供する。

イチオシメニュー(価格はすべて税込)は、「BANKAKU〈焼き〉海老カレーパン」(378円)、「BANKAKU海老カツサンド」(540円)、「BANKAKU海老カツカレー」(1452円)、「BANKAKU海老ライスコロッケ」(394円)など。

1番人気の「〈焼き〉海老カレーパン」は、海老たっぷりの旨みを封じ込め、風味豊かな国産小麦フォカッチャで焼き上げたモチモチ感が特徴。

一番人気の「〈焼き〉海老カレーパン」
一番人気の「〈焼き〉海老カレーパン」

今年6月にジェイアール名古屋タカシマヤで実施したイベント出展で、1日約1000個を販売した実績を持つ。

2番人気の「海老カツサンド」は、サクッとした衣に海老の身と帆立の旨みがぎゅっと詰まったこだわりの海老カツを、一等小麦粉食パンでサンドした。

主要ターゲット層や想定する購入・食シーンについては、「坂角をご存じの方はもちろん、若い方、新しいお客様にも楽しんでいただきたい。テークアウトなので自宅で召し上がるほか、近隣にお勤めの方など、仕事中のランチとしての利用も想定している。また、カレーパンなどは手土産としてもお使いいただけたらと思う」(広報)。

今後も新メニューの追加を予定。「今回が初めての常設店となるので、反応を見ながら新規出店も検討していく。名古屋といえば『海老』というイメージもあり、新しい名古屋グルメとして展開を広げていけたらと考えている」(同)。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点