11.3 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類水産売場に簡便なレンジ品「ChoiFish(ちょいふぃっしゅ)」 秋鮭・さばの2メニュー追加 東洋水産

水産売場に簡便なレンジ品「ChoiFish(ちょいふぃっしゅ)」 秋鮭・さばの2メニュー追加 東洋水産

東洋水産は、手軽に本格魚介料理が楽しめる「ChoiFish(ちょいふぃっしゅ)」シリーズから新商品2品を発売する。主に食品スーパーなどの水産売場で展開しているが、今春以降は試食販売も実施するなど市場への浸透を図ってきた。24年秋は新商品で「北海道秋鮭のちゃんちゃん焼き」と「さばのみぞれ煮」を9月1日から発売。人気の魚種を使った季節感あるメニューを夕食や晩酌のおつまみで手軽に楽しめる。

試食販売でおいしさに手応え

商品コンセプトは「レンジ調理で簡単に楽しめる魚料理」。水産冷凍食品(販売温度帯―18℃以下)と水産調理品(同―5℃以下)の異なる2つの温度帯に向けて各メニューをラインアップする。従来の水産売場に少なかった簡便志向や個食ニーズに応える提案型の商材として市場でも注目を集めつつある。既存の売れ筋は「いかのガーリックバター醤油味」「魚介と野菜のアヒージョ」「鮭ハラスのおろしポン酢」など。

店頭で行った試食販売の手応えは上々だ。同社の担当者は「想像以上においしいと驚いていただけることが多い。まずは実際に食べていただく機会を増やし、『ChoiFish』ブランドの認知を高めていきたい」(水産食品部)と意気込む。

24年秋の新商品は「なじみのある味わい」「素材を活かしたメニュー」「季節感」をテーマに開発した。「ChoiFish 北海道秋鮭のちゃんちゃん焼き」(95g)は北海道づくしの逸品。北海道産秋鮭と3種の野菜に、北海道醸造の味噌を使ったたれをあわせ、ご当地のおいしさを再現した。「同 さばのみぞれ煮」(73g)は脂がのったタイセイヨウサバを使用。大根おろしがたっぷり入った醤油ベースのたれで煮込んだ。調理時間は電子レンジ600Wで前者が2分30秒、後者が1分30秒。2品ともオープン価格。

水産冷凍食品向けの既存品はパッケージデザインをリニューアル。共通のブランドロゴを採用してシズル写真を変更し、調理品向けと統一感を持たせた。また2温度帯共通で一部商品に「骨とり」マークを追加。幅広い世代が安心して食べられる商品であることもアピールする。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。