「蛇口からトマトジュース」に行列 名古屋老舗商店街でトマト祭り

飲食店や野菜農家などがトマトをテーマに集うトマト祭り「トマトマ」が6月1~2日、名古屋の老舗商店街「円頓寺商店街」を中心とする周辺各所で開催された。

16年、19年に続く3回目で、飲食店、物販店、野菜生産者など約40店がブース出展し、トマトメニューやトマトの苗、トマト関連商品を販売したほか、円頓寺商店街ならびに四間道界隈の店舗もトマトを使ったメニューを提供。特設ステージでのパフォーマンスも来場者を楽しませた。

メーン会場の円頓寺商店街・四間道界隈では、商店街や近隣エリアの飲食店がトマトを使った特別メニューで競演。カゴメは、「蛇口からトマトジュース」の試飲や、野菜摂取量の目安が測れる「ベジチェック」の測定イベントを実施。ともに好評で列をなした。

環境への取り組みもアピール - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
環境への取り組みもアピール

また今回は環境にも配慮し、テイクアウトや飲食用の紙皿等は、食品包装資材卸・販売の折兼グループのエコ容器「バガス」を全面採用した。「バガス」容器は、サトウキビの搾りかすであるバガスと竹を原料に製造。使用後に燃えるごみとして簡単に処分でき、野外で手軽に使える点が特徴。さらに、100%植物由来原料なので、土中や海中での生分解性を備えており、海洋プラスチックごみの削減にも貢献できる。