2.6 C
Tokyo
1.1 C
Osaka
2025 / 12 / 27 土曜日
ログイン
English
農水畜産業水産社員食堂でサステナブル・シーフード提供 ニチレイグループ

社員食堂でサステナブル・シーフード提供 ニチレイグループ

ニチレイは、グループ各社の社員食堂で持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)を使った「MSCあさり薬膳カレー」や「ASCガーリックシュリンプカレー」などのメニューを提供した。

昨年7月から直近まで延べ14回実施。今後も継続する方針で、社員からは「社員食堂のメニューで自社のMSC認証のあさりやASC認証のえびをより身近に感じ、そして知ることができた」「持続可能な水産物を次世代につなげることの大切さを知るきっかけになった」などの好意的な感想が聞かれている。

同社は「ニチレイグループ持続可能な水産物調達ガイドライン」を制定。これに準じた水産物調達率のうち、2030年までにMSC・ASC認証品などグローバル水産物認証品比率を50%(22年度19%)まで引き上げる目標を掲げている。

今回のサステナブル・シーフードを使ったメニューの提供は、ステークホルダーである社員に取り組みの周知・浸透を図ることを目的に行った。23年度は東京・大阪の事業所ほか、技術開発センター(千葉)、ニチレイフーズ船橋工場(同)など関東の拠点を中心にスタートしたが、24年度はさらに実施拠点を増やす方針。

同社は「社員がサステナビリティに対する意識を高め、持続可能な水産物を次世代につなげる大切さを知る機会になれば」としている。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。