5.9 C
Tokyo
6.4 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
製粉パン米粉パンコンテストin山形 県内米粉パン店がグランプリ

米粉パンコンテストin山形 県内米粉パン店がグランプリ

山形県が主催した「第1回おいしい米粉パンコンテストinやまがた」の最終審査が1月24日、山形市内で行われ、山形県東根市の米粉パン店あおいそらの「くるみレーズンパン」がグランプリに輝いた。くるみレーズンパンは米粉割合が82%。ほどよい甘さの生地にくるみとレーズンを練り込み、食べやすいサイズにした。

準グランプリには、東京都品川区の東京マリオットホテル:ペストリー&ベーカリー GGCo.の「もちカリッ塩パン」と岐阜県恵那市のパン工房ボネロの「米粉パンスイス〜ラフランスとずんだ」が選ばれた。

同コンテストは「毎日食べたくなる米粉パン」をテーマに全国から自慢の米粉パンを募集。15都道府県から84品の応募があった。服部幸應審査委員長(服部学園理事長)をはじめとした5人の審査員と30人の一般審査員が、一次審査を通過した21品から最終審査でグランプリ、準グランプリ、優秀賞、マイ米粉パン賞を決定した。表彰式は2月17日に山形県観光物産会館で開かれる。 

服部審査委員長は「グランプリの『くるみレーズンパン』はもちっとした食感、くるみの風味がおいしく、今回のテーマに特に合致していた」と講評。さらに「米粉パンの技術が向上しているのを感じる。今後はぜひ、米粉100%、グルテンフリーに取り組む事業者が増えてほしい。米粉の可能性と将来性を感じた。これを機に米粉パンの普及を願う」と感想を語った。

一方、消費者から選ばれた一般審査員からは「いろいろな米粉パンを食べることができて勉強になった。今後の米粉パン開発の参考にしたい」(高校生)や、「このコンテストのように一般人がかかわれるような催しをしてくれると米粉が身近に感じられる」(アンケートより)といった声が寄せられた。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。