10.8 C
Tokyo
11.4 C
Osaka
2025 / 12 / 29 月曜日
ログイン
English
加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品缶詰8団体 新年賀詞交歓会 「新たなチャレンジを」日缶協・浦上会長

缶詰8団体 新年賀詞交歓会 「新たなチャレンジを」日缶協・浦上会長

日本缶詰びん詰レトルト食品協会、日本加工食品卸協会、日本製缶協会、食品環境検査協会、日本鮪缶詰輸出水産業組合、日本水産缶詰輸出水産業組合、日本蜜柑缶詰工業組合、日本ジャム工業組合の8団体共催による「令和6年缶詰業界新年賀詞交歓会」が11日、東京・大手町の経団連会館で開かれた。

主催8団体を代表して、日本缶詰びん詰レトルト食品協会の浦上博史会長(ハウス食品グループ本社社長)が能登半島地震の被災者へのお見舞いの言葉を申し上げた後、「行政と連携して、被災地への缶詰びん詰レトルト食品の支援活動を行っていく」との考えを示した。

そのうえで、「コロナ禍からの回復が進んできたが、コロナ前には戻らず、市場環境は大きく変化している。デフレからインフレへの転換期にあり、生産性の向上と新たな価値の創出に取り組んでいくことが求められる。2024年は新しい時代に向けたチャレンジの年にしたい」と意気込みを示した。

続いて、来賓を代表して農林水産省の小川良介農林水産審議官があいさつ。小川氏は、能登半島地震での支援物資提供に御礼を述べた後、「食料・農業・農村基本法」の改正に向けた取り組みなどを紹介した。

日本加工食品卸協会の國分晃会長は「持続可能な適正価格の形成がますます重要になっている。そして、今年はヒット商品が生まれることを願っている」と語り、賀詞交歓に移った。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。