こうや豆腐でおせち料理 旭松食品が「おやこ料理教室」

旭松食品は2日、大阪ガスクッキングスクールと協同で「おやこ料理教室」を開催した。「新あさひ豆腐」を使ったおせち料理が学べるもので、2、3、9日の3日間に、子どもとその保護者67人が参加した。

高野豆腐は、植物性たんぱく質やカルシウム、鉄分が豊富な栄養価が高い食品。幅広い料理に使用してもらおうと、旭松食品では和洋中の様々なメニューを提案している。おやこ料理教室はその一環として催された。

講師が冒頭に湯戻し不要で高野豆腐を美味しく煮る方法や、高野豆腐をやわらかく仕上げるコツ、また子ども向けに包丁の使い方を実践を交えながら説明したあと、家族が3種のメニューに挑戦した。

おせちの定番・八幡まきにヒントを得た「高野豆腐と彩り野菜のポークロール」は、水で戻した「新あさひ豆腐」を細長く切り、野菜の細切りとともに豚バラ肉で巻いて焼き、軽く煮詰めたタレをかけたもの。「華やぎちらし寿司」は、すし飯に、耐熱容器を使い電子レンジ調理した「新あさひ豆腐」を角切りして野菜やハムとともに飾りつけたもの。「やわらか高野豆腐の白みそ仕立て」は、鍋に水を入れ「新あさひ豆腐」をそのまま煮てやわらかい食感に仕上げ、鍋に白味噌とだしの素で味付けすれば出来上がる、雑煮風の椀物。

教室では高野豆腐製造工程のビデオ放映や、おせちメニューの由来などの説明も行われ、子どもたちは保護者と自分たちが作った料理の試食をしながら楽しく学んだ。