今冬は暖冬、降雪量少なめ 冬物食材業界にも影響か

今冬(12~3月)の天候はエルニーニョ現象により暖冬が予想され、降雪量は平年より少なめになりそうだ。これはウェザーニューズが22日に発表した長期予報によるもので、鍋物や肉まん、ホット飲料など冬物食材にも影響を与えそうだ。

それによると暖冬予想により、降雪量は日本海側と東海以西の太平洋側では平年より少ない傾向、北日本太平洋側と関東甲信では平年並みの予想。

降雪量を左右する要因としては、エルニーニョ現象とインド洋の海面水温分布の影響で、日本付近で偏西風が北に蛇行し、暖気が流れ込みやすく、冬型の気圧配置が長続きしない傾向だという。