逆光線(コラム)たんぱく補給食、どこまで伸びる?
カナエ モノマテリアルパッケージ

たんぱく補給食、どこまで伸びる?

たんぱく補給食の市場規模が2千億円を優に超えたという。形態は多岐にわたり、需要は拡大を続ける。一部のメーカーからはライン増設の動きも伝えられる。

▼畜肉加工品や練り製品、バー製品はCVS商材として定着。富士経済では、27年のたんぱく補給食市場が21年比で30%増の3千億円超に拡大すると見込む。たんぱく補給食はコロナ太り対策や筋力維持で人々の支持を集めた。同社では「ブームを追い風に伸びるカテゴリーは多いものの、頭打ちが予測される分野との格差が顕著になりつつある」と分析。

▼筋トレブームもコロナ禍で勢いに拍車がかかった。その一方、レジャー白書をみると余暇活動としてのスポーツの割合は必ずしも高まっていない。22年の余暇活動参加率は国内旅行がトップ。したいと思うことは海外旅行が1位だった。ウォーキングは前年5位から7位に。余暇の過ごし方もコロナ前の日常を取り戻しつつあるということか。

▼祭や花火の音が聞こえる。夏の風物詩が戻ってきた。新たなウイルスとの共生は続くが、手放したくない貴重な時間に思えた。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。