10.7 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物トルコ大使館に義援金70万円 全国胡麻加工組合

トルコ大使館に義援金70万円 全国胡麻加工組合

全国胡麻加工組合(冨田博之理事長・真誠社長)は6日、駐日トルコ共和国大使館を訪れ、先頃の地震被害への義援金70万円を寄付した。

当日は冨田理事長(写真中)、武内秀行副理事長(みたけ食品工業会長、同左)ら4人が、コルクット・ギュンゲン特命全権大使(同右)を訪問。

冨田理事長は「日本とトルコには古くから友好の歴史があり、今回の被災に対して全国胡麻加工組合として少しでも役に立つことができればと思い、寄付を決定した。トルコから2千t程度輸入している金ごまの国内需要は3千t程度あり、年々人気が高まっている。トルコのごまを一層、日本市場で広めていきたい」と述べた。

これを受け、ギュンゲン大使は「20年の地震に続く全国胡麻加工組合から義援金の申し入れに心から感謝する。日本人は胡麻を多種多様に使用している場面をよく見ている。とくに和食という世界的に人気のジャンルにおいてごまが活用されていることを喜ばしく思う」と語った。

今回の義援金の寄付支援企業は、伊藤忠食糧、オニザキコーポレーション、カタギ食品、かどや製油、北村商店、九鬼産業、ゴマヤ、真誠、波里、浜乙女、マコト、マツモトフーツ、みたけ食品工業、吉美食品。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。