かるなぁ 大豆ミートで新商品ラッシュ 独自技術で業務用「塊肉」も

ヴィーガン・ベジタリアン食材の製造・卸・販売会社かるなぁ(名古屋市)が今夏、新商品ラッシュをかける。同社は1990年設立。現在は直営店舗や通販での商品販売とともに、外食、中食、産業給食、病院などへ食材を供給。22年6月期業績も好調に推移しているが、引き続き「大豆ミートをより手軽に美味しく」をテーマに新商品開発を推進。6月以降も家庭用、業務用双方で、新商品を順次投入していく。

同社ではオリジナル商品として、100%国産の大豆をまるごと使用した「大豆まるごとミート」、新製法で出来たての大豆ミートをそのまま新鮮パックし、湯戻し・水切り不要で使える大豆ミートレトルト「クイックソイ」、レトルト食品の「インスタントヴィーガン」、冷凍総菜「ヴィーガンデリ」など各種シリーズを展開。特に近年は即食性の高い商品の品ぞろえ充実を進めてきた。

今夏は、まず「インスタントヴィーガン」シリーズから「ベジミートソース」を新発売。「ベジ麻婆の素」「ベジスパイシータイカレー」に続く第3弾で、誰でも簡単にヴィーガン料理が楽しめる。希望小売価格は各税抜450円。

「ヴィーガンデリ」も、現在展開する「トンカツ」「キャベツコロッケ」など8アイテムから、ラインアップ拡充を進めていく計画。今後は魚系メニューも投入していく。

「ヴィーガンデリグルメ」(かるなぁ)
「ヴィーガンデリグルメ」(かるなぁ)

さらに今回、常温保存可能な瓶詰めタイプの「ヴィーガンデリグルメ」シリーズを新たに展開する。初回ラインアップは「大豆ミートのアヒージョ」「大豆ミートの台湾角煮あん」「大豆ミートと黒オリーブのトマト煮込み」の3品で、店頭売価は700円前後となる見込み。

同社初の缶詰商品も準備中で、第1弾として「コンビーフ」と「ツナ」の発売を計画している。

大豆ミート商品はミンチタイプが主流で、塊肉のようにサイズを大きくすると割れてしまうなどの難点があった。同社では創業以来30年の製造ノウハウをベースに、大判のブロック肉と唐揚げサイズのチャンク肉の2種を新開発。家庭用では「クイックソイ」シリーズの新アイテムとしてラインアップに加える。

業務用ではこれまでにない7~8cm以上のサイズとして用意。湯戻ししたものを冷凍し、1㎏サイズで販売する。解凍しても崩れることなく、そのまま使える点が特長。食感も向上させた。これまで難しかった焼肉やトンカツメニューなども実現できる。

業務用では、数種類の大豆ミートを組み合わせ、より本物の肉の食感に近づけた「ウルトラヴィーガンミート」(1㎏)も好評だ。大豆ミート特有の臭いや結着のしづらさを解消。解凍後すぐに挽肉として使え、ハンバーグや餃子の具材、ミートソースなど幅広く使える。昨秋の発売以来、高い注目を集めており、同商品を採用した東京のレストランではハンバーグメニューとして人気を博しているという。