「植物性vs動物性」切磋琢磨

国内でも植物由来のウェルネスフードが注目されている。代替肉の世界市場は欧米を中心に形成され、28年まで年平均2割で成長するという調査結果も。時には肉も魚も食べるフレキシタリアンも押し上げに貢献しているようだ。フレキシタリアンにはCO2削減を理由に肉食を控えるようになった人も少なくない。

▼GNGが国内に紹介しているウェルネスフードの世界トレンド「NNB10キートレンド」でも植物由来のトピックが目立つ。すでに長期トレンドとなっており、ベジタリアンやビーガンだけのものではないことを再認識させられる。

▼欧米では「PBF」「代替肉」というメッセージは力を失いつつある。消費者にとっては「味、品質、サステナビリティ」の方が重要なようだ。代替肉は差別化が難しくなり、クリーンラベルへの要望や動物性と比較した際の栄養面の課題も指摘され始めた。

▼一方、逆風を受ける動物性たんぱくの技術革新が目覚ましい。ミートスナックがPBFの倍の速度で成長し、チーズスナック需要が増加しているという事実は大変興味深い。

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