おうち時間 多様なニーズに好機

東京パラリンピックが開幕した。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、緊急事態宣言の対象地域、まん延防止等重点措置の適用地域は29都道府県に上る。期間はいずれも9月12日までだが、果たして解除できるかどうか。社会経済情勢は混迷を極めている。

▼コロナのインパクトがあまりにも大きいため、季節を感じる余裕があまりない。ただし、残暑は厳しいものの、気がつけば暦の上では秋だ。加工食品業界では、残暑の影響で棚替えが若干遅れる可能性はあるが、新商品などの出荷が本格化しつつある。

▼家庭用分野と業務用分野で明暗が分かれる。家庭用に関しては、家庭内需要のさらなる拡大を見据えて新商品投入を含む積極的なマーケティング施策を展開する動きが活発だ。

▼家庭内需要と言っても、そのニーズはさまざまだ。惣菜、冷凍食品を含む調理済み食品のニーズが強い反面、簡単調理ニーズが広がり、一部に本格調理ニーズも見られる。おうち時間の過ごし方はさまざまだ。混迷を極める中でも、そこにチャンスがあることも事実だ。