外食産業が引き続き好調だ。日本フードサービス協会の統計によると、直近1年の売上高は、毎月4~10%増(前年同月比)で推移。既存店比では物価高による値上げと節約志向で客数を課題としながらも、客単価増が牽引しているようだ。
▼先日、外食企業の取材で深夜営業が好調と聞いた。課題の客数も堅調で、同企業は「残存者利益」と話す。
▼残存者利益とは、インターネット上の辞書によると、競合他社の撤退によって、市場に留まり続けた者(残存者)にもたらされる利益とある。近年は外食各社、コロナ禍や人手不足、働き方改革等で深夜営業を縮小してきたが、一定数ある深夜の食の需要が残存者に集中している形だ。同企業は今期、営業終了時間を23時から24時に伸ばして対応していく。
▼食品スーパーでは正月営業を休む企業は増え、働き方改革の観点からそれはそれで良いと思うが、続ける企業もあり、地域から好評とのこと。セブン-イレブンの代名詞的キャッチコピー「開いててよかった」はいつの時代も、どんな業態にも、あてはまることなのかもしれない。




