逆光線(コラム)人間性は持続可能か
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人間性は持続可能か

持続可能な社会、持続可能な開発目標などの言葉をよく聞く。今のままの状況を続けていけばさまざまなことに不具合が生じ、明るい将来展望が描けなくなると警鐘を鳴らしている。

▼どこか漠然としているため、二酸化炭素を思い浮かべ電気をこまめに消すか程度だったが、「持続可能な加工食品物流検討会」が昨春発足したと聞いたときは驚いた。食品製配販有力7社が立ち上げたもので、食品物流も相当危機的な状況になっている。

▼先頃、総務省が発表した昨年10月1日現在の生産年齢人口は、約7千500万人で前年より51万人減少した。同省が推計する25年の生産年齢人口は約7千200万人なので、6年間でさらに300万人、神戸市と川崎市を合わせた人間がいなくなる。

▼今の日本では「持続可能な」の後にどんな言葉を続けてもこのフレーズは成立する。第四次産業革命が軌道に乗るまで、人手の確保は大きな問題であり続ける。でもその後、仕事をロボットに奪われたら、いったい何をすればいいのだろう。「持続可能な人間性」という問題に直面するのだろうか。

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