愛知県の発酵食文化をPRするイベント「うまみ県あいちフェア」が10月24日まで開催されている。県内の飲食店21店舗が参加し、各メーカーの発酵食を使用した特別メニューを提供し、国内外の観光客らに発酵食を楽しんでもらう。
醸造文化が盛んな愛知県では、世界に向けて発酵食文化を推進するため24年に「愛知『発酵食文化』推進協議会」を設立。蔵見学やホームページなどで発酵食をPRしてきた。
同県では、アジア競技大会が9月19日から10月4日まで、アジアパラ競技大会が10月18日から24日まで行われ、選手団をはじめ、多くの観光客が来日することに合わせて、国内外に愛知の発酵食をPRしていく。
第1期は10月2日まで、第2期は10月1日から24日まで。5か所のホテルでは9月19日から10月24日まで、それぞれが提案する期間限定の発酵食メニューを提供している。
イベントを前に、大村秀章知事は「アジア競技大会で選手団が入ってきており、9月19日には開会式がある。人気の飲食店で発酵食を使ったメニューを提供し、発酵食を盛り上げていきたい」とあいさつ。
参加店の一つ、フォルテッシモアッシュでは、名古屋市の菱太産業の白しょうゆを使ったフィナンシェを開発。辻口博啓オーナーシェフは「縁の下の力もちである白しょうゆなどの発酵食には、また食べたくなるメカニズムがある。同じ発酵食のチョコレートと組み合わせても世界に注目されると思う」と話し、菱太産業の太田恭平社長は「白しょうゆは和食で使われるイメージがあったが、フィナンシェには驚いた」と話している。
