加工食品調味料・カレー類酒の不要成分を有効活用「プ...

酒の不要成分を有効活用「プレミアム純米料理清酒」 月桂冠

 月桂冠は、臭み消し効果を持つ天然成分「デフェリフェリクリシン(Dfcy)」を含む「プレミアム純米料理清酒(500㎖パック、希望小売価格税抜600円)」を9月14日から発売している。

 Dfcyとは、麹菌が持っている鉄を効率よく取り込むペプチド。鉄と反応すると赤褐色に変色して酒に着色することから、酒造りでは取り除く必要があるが、20年以上に及ぶ月桂冠の研究で強力な抗酸化作用を持つことが判明した。また、抗がん作用や肩こりの改善など健康機能への作用も確認されている。

 月桂冠開発の麹菌によりDfcy含有量がきわめて多い「プレミアム純米料理清酒」は、肉や魚、古米や大豆ミートの油脂酸化による臭みと風味の劣化を抑え、純米由来のアミノ酸でうまみを引き出す。

 臭い消しのための濃い味付けも避けることができるうえ、無塩であることから味の調整もしやすい。

 発表会で、製品開発課の小髙敦史課長は「Dfcyの含有量を増やす醸造方法は普段と目指すところが違った」と開発の難しさを語ったが、それだけに製品には大きな自信を見せた。

 発表会には「鈴なり」を営む料理人の村田明彦氏も登壇。「他の料理酒とは全く違う、新しいもの」と絶賛した。

 月桂冠は、「プレミアム純米料理清酒」をDfcy実用化の第一弾とし、清酒以外の食品展開、そしてDfcyそのものを食品素材として活用することを目指している。

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