備後漬物グループの岡本食品は5月22日、広島県福山市で第二工場の竣工式を開いた。新工場では「丸型」冷凍たこ焼きの生産を開始。ASEANを中心とした海外展開も本格化し、10年後に連結売上高100億円を目指す。
第二工場は旧カット野菜工場(2階建て延べ4130平方メートル)を活用した居抜き物件で、丸型たこ焼き専用ラインを導入した。

同社の冷凍たこ焼き売上は前9月期で約11億5000万円。新ラインの売上能力は最大約6億円で、フル稼働時には現状比約5割増の売上規模となる見込みだ。
国内の冷凍たこ焼き市場は250億~260億円規模とされ、釣鐘型と丸型がほぼ半分ずつを占める。同社はこれまで釣鐘型を主力としてきたが、丸型市場への参入で新たな需要獲得を狙う。西澤道夫社長は「海外では丸い方が“たこ焼きらしい”と受け止められやすい」とし、輸出拡大にも期待を寄せた。
海外展開では、ベトナム、フィリピンを中心に市場開拓を進める。FSSC認証取得やハラル対応も進め、来春以降の輸出開始を目指す。現在、第二工場は10人体制で稼働しており、来年にも20人体制へ拡充、生産能力も2倍に引き上げる計画。




