味の素冷凍食品は、「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトで集まったフライパン3520個の再資源化に取り組んでいる。
金属加工の集積地として有名な新潟県燕市の老舗キッチンウェアメーカーとタッグを組み、新しいフライパンへの再生を目指す。
1件のSNS投稿から始まったプロジェクトは、スタートして1年半が経過し、「フライパンの分析・検証に関する情報が多く得られ、一定の目途が立った」(同社)。
そこで、生活者の思い出が詰まった3520個ものフライパンの活用法として“再生”を企画。一連の過程は公式YouTubeで公開する。
第1弾の動画では群馬県の事業所からリサイクル工場へと運び、アルミ、鉄、プラスチックに分別し、アルミフライパンは溶解炉を経てアルミの塊として再生されるまでの様子を紹介している。新しいフライパンの詳細情報は25年1月末に発表予定。