8.3 C
Tokyo
12 C
Osaka
2025 / 12 / 25 木曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類「そうめんをオイスターソースで食べる店」 今までにない驚きの味わい 用途広げ利用促進へ

「そうめんをオイスターソースで食べる店」 今までにない驚きの味わい 用途広げ利用促進へ

味の素は、そうめんの食べ方のマンネリ化を打開し、「Cook Do オイスターソース」を使った新しい食べ方を提案するため、「そうめんをCook Do オイスターソースで食べるお店」を6月19日から23日までの5日間限定で渋谷にオープンした。

同社のコンシューマーフーズ事業部ソースグループの田中宏樹マネージャーは、「オイスターソースは本格的な料理にしか使えない調味料だと捉えられているが、炒め物だけでなく、和えものや汁ものなど幅広く使える。5人に1人が購入しているが、今後は使い方や用途の広がりを知ってほしい」とし、「そうめん×Cook Do オイスターソース」の提供店を開店した。「そうめんは夏にかけて需要が増え、6~7月にかけてアレンジ検索も多い。味わいに飽きてしまう傾向もあり、オイスターソースを使って今までにない驚きの味わいを体感してほしい」と語った。

新開発メニュー「混沌(カオス)ソーメン」
新開発メニュー「混沌(カオス)ソーメン」

同店は店舗入口から、俳優の藤原竜也氏の“顔面協力!?”により、店舗の入り口から藤原氏がそうめんを食べているかのような店構えを演出。店内もボードやパネルで埋め尽くされた。期間中、蒸し鶏・トマト・ベビーリーフをトッピングし、一口食べるとやみつきになるという新開発メニュー「混沌(カオス)ソーメン」(1杯300円)を5日間で約1千杯提供。器にもこだわり、食べ終えると藤原氏の顔面が現れるなど、インパクトある仕掛けが各所にちりばめられた。

田中マネージャーによれば、1995年以来発売しているオイスターソースだが、昨年から本格的に広告コミュニケーションに力を入れ、WEBなどを通して様々なメニューに合うことを訴求。その効果があって「今年は二ケタ増の売上で推移している」と言う。

同社は、これまでオイスターソースを使い、レタスを美味しく大量消費できるレシピ「瞬間消滅レタス」を考案し、「レタス保存用新聞」での展開などがSNS上でも話題を集めた。今回のようなイベントは初めてだが、今後はカレーや卵かけごはん、シチューなど年間を通して用途の広がりを発信。「オイスターソースの用途の広さを理解してほしい」と語った。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。