「そうめんをオイスターソースで食べる店」 今までにない驚きの味わい 用途広げ利用促進へ

味の素は、そうめんの食べ方のマンネリ化を打開し、「Cook Do オイスターソース」を使った新しい食べ方を提案するため、「そうめんをCook Do オイスターソースで食べるお店」を6月19日から23日までの5日間限定で渋谷にオープンした。

同社のコンシューマーフーズ事業部ソースグループの田中宏樹マネージャーは、「オイスターソースは本格的な料理にしか使えない調味料だと捉えられているが、炒め物だけでなく、和えものや汁ものなど幅広く使える。5人に1人が購入しているが、今後は使い方や用途の広がりを知ってほしい」とし、「そうめん×Cook Do オイスターソース」の提供店を開店した。「そうめんは夏にかけて需要が増え、6~7月にかけてアレンジ検索も多い。味わいに飽きてしまう傾向もあり、オイスターソースを使って今までにない驚きの味わいを体感してほしい」と語った。

新開発メニュー「混沌(カオス)ソーメン」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
新開発メニュー「混沌(カオス)ソーメン」

同店は店舗入口から、俳優の藤原竜也氏の“顔面協力!?”により、店舗の入り口から藤原氏がそうめんを食べているかのような店構えを演出。店内もボードやパネルで埋め尽くされた。期間中、蒸し鶏・トマト・ベビーリーフをトッピングし、一口食べるとやみつきになるという新開発メニュー「混沌(カオス)ソーメン」(1杯300円)を5日間で約1千杯提供。器にもこだわり、食べ終えると藤原氏の顔面が現れるなど、インパクトある仕掛けが各所にちりばめられた。

田中マネージャーによれば、1995年以来発売しているオイスターソースだが、昨年から本格的に広告コミュニケーションに力を入れ、WEBなどを通して様々なメニューに合うことを訴求。その効果があって「今年は二ケタ増の売上で推移している」と言う。

同社は、これまでオイスターソースを使い、レタスを美味しく大量消費できるレシピ「瞬間消滅レタス」を考案し、「レタス保存用新聞」での展開などがSNS上でも話題を集めた。今回のようなイベントは初めてだが、今後はカレーや卵かけごはん、シチューなど年間を通して用途の広がりを発信。「オイスターソースの用途の広さを理解してほしい」と語った。