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2025 / 11 / 03 月曜日
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逆光線(コラム)夏本番を前に考えるべきこと
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

夏本番を前に考えるべきこと

今年も例年同様に猛暑の到来が予想されている。これからジメジメ、ムシムシした梅雨の時期を経てあのうだるような暑い毎日がやってくることを考えると、今の時点からうらめしく感じている。

▼日本は従来、春夏秋冬四季折々の季節を形成していたが、近年は春と秋の期間が短くなる「二季化」傾向が顕著になってきている。その影響からか夏と冬の時期が年々長くなっている印象がある。

▼とくに夏はその期間が長くなっていることに加えて暑さも熱帯並み。真夏時には35度超えは当たり前で、暑い空気が滞留しやすい内陸部では体温よりも気温が高い酷暑エリアが多くみられるなど異常気象に慣れてしまっている感もある。それだけに人体に与える甚大なダメージも懸念される。

▼地球温暖化が進行する中、気候変動や海水温の上昇に伴う地球環境や生態系・農作物への影響は年を追うごとに深刻さを増している。食品ロスなどの課題をはじめ節水や省エネ、排ガス抑制など環境への負荷を抑えるために自分の身の回りでできることを考え、実際に行動していくことが大切だ。

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