明治屋は4月25日、新潟市のCoCoLo新潟(ココロニイガタ)1階に「明治屋新潟ストアー」をオープンする。かつて古町で親しまれた「明治屋ストアー」が、約19年ぶりに新潟駅に戻ってくる。
「明治屋新潟ストアー」はCoCoLo新潟1階イーストサイドに出店。売場面積は約200㎡。取扱品目数は約3千650品目。日常に彩りを添える上質な商品を買い求めできるグロッサリーストアを新規オープンする。
グロッサリーでは、マイジャムをはじめとした明治屋ブランド製品や、海外の有数メーカーから仕入れた明治屋直輸入品のほか、全国各地を歩き回り発掘したこだわりの調味料などを多数ラインアップする。
デイリーでは乳製品、漬物・豆腐、天然醸造の味噌など、バイヤー自らが探し求めた逸品をセレクト。「おいしい時短」をテーマに、電子レンジや湯せん調理で楽しめる調理済みのこだわり冷凍総菜は「明治屋ストアー」最大級の品揃えで展開。冷凍食品の代表ブランドでは、松屋銀座の「GINZA FROZEN GOURMET」をはじめ、「RF1」「神戸コロッケ」「Soup Stock Tokyo」「ANA」「うどん本陣山田屋」「ピエトロ」などのこだわりブランドを揃えた。そのほか、豊かな自然環境のもと衛生管理の行き届いた農場ですくすくと育てられた「国産やまと豚」の良質な豚肉を使用した「デリベイク明治屋」のハム・ソーセージや、明治屋セレクトの直輸入チーズやワイン、明治屋ストアー推奨品も多数揃えている。
なお、新潟における「明治屋ストアー」の初出店は1926年(大正15年)。新潟市古町五番町に明治屋新潟出張所を開設し、同時に小売店舗を開店した。その後、1955年(昭和30年)の新潟大火で社屋を失ったが、同地で営業を継続。63年には同地に社屋を新築し、現在のスーパー形式の店舗をオープン。2005年(平成17年)2月に惜しまれつつ閉店するまで約79年間にわたって営業を続け、新潟市民に親しまれてきた。今回、19年ぶりに「明治屋ストアー」が新潟駅前に戻ってくる。全国の明治屋ストアーは計38店舗となる。