8 C
Tokyo
10.1 C
Osaka
2025 / 12 / 23 火曜日
ログイン
English
加工食品油脂日清オイリオ サラダ油100年目の新技術 鮮度長持ち、サビないオイル 「日清ヘルシークリア」とは

日清オイリオ サラダ油100年目の新技術 鮮度長持ち、サビないオイル 「日清ヘルシークリア」とは

日清オイリオグループは、日本初のサラダ油「日清サラダ油」発売から100年を迎え、家庭用食用油のさらなる進化を実現した新製品「日清ヘルシークリア」を2月28日から全国発売した。

「日清ヘルシークリア」は同社の技術を結集したウルトラ酸化バリア製法で、油の大敵である酸化を徹底的に抑制。作り立ての油のおいしさが持続し、鮮度長持ちサビないオイルという家庭用油の新たな価値を提案する。

このほど開いた発表会で、久野貴久社長は「1924年に日本初のサラダ油『日清サラダ油』を発売し、今年は100年目の記念すべき年にあたる。野菜サラダにそのままかけて食べられる『日清サラダ油』は、今日の豊かな日本の食生活向上に貢献してきた」と振り返ったうえで、「新製品の『日清ヘルシークリア』は当社の技術を結集し、油の大敵である酸化を抑え、油をおいしい状態で提供できるようになった。今後も価値ある食用油の提供を通じて、お客さまの食卓をもっとおいしく、もっと健やかにしていくための努力を続ける」と語った。

発表会では、食品事業本部ホームユース事業戦略部の福田純二部長が「食用油を通じた日本の食卓への価値提供」と題して、「日清サラダ油」誕生から今日までの家庭用食用油の市場発展の歩みと、100年目の新技術によって実現した「日清ヘルシークリア」の提供価値を説明。「お客様のインサイトにある油の酸化への不安や不満を解消し、“鮮度長持ち!サビないオイル”という新たな価値を伝える」と語った。

サラダ油100年目の新技術「日清ヘルシークリア」 酸化を徹底抑制、サビないオイル 日清オイリオグループ 

続いて、日清オイリオ中央研究所研究1課の吉村和馬課長が、「日清ヘルシークリア」で実現した酸化抑制技術について説明。同社の技術を結集した「ウルトラ酸化バリア製法」は、製造時の酸化油脂の生成を抑制する「Neoナチュメイド製法」、超微細な窒素バブルで油中の酸素を追い出す「日清ウルトラファインバブル製法」、充填後の容器内のヘッドスペースに窒素を充填し開封前の酸素との接触を防ぐ「酸化ブロック製法」の3つの独自技術を組み合わせることで、油の酸化を徹底的に抑制した。

また、発表会では同社の新たな広告キャラクターとして「ドラえもん」を起用することを発表。“あんなこと、できたらいいな”という願いをかなえ、いつも温かく見守ってくれるドラえもんの姿と同社の取り組みを重ね、「これからも夢のある未来を創造する企業でありたい」(久野社長)と意欲を示した。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。