9.4 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2026 / 03 / 01 日曜日
ログイン
English
訃報カゴメ 蟹江元社長逝去 グローバル化の礎築く
KNOWLEDGE WORK 20260303

カゴメ 蟹江元社長逝去 グローバル化の礎築く

カゴメの元社長の蟹江英吉氏は16日、愛知県内の病院で急性肺炎のため逝去した。99歳。通夜および葬儀は近親者を中心に営まれた。故人の遺志により供花、供物、香典、弔電、弔問等は辞退している。

社長在任中にはスカイ計画(1983~87年)と称し、「ナチュラル・フード・インダストリーカゴメ」を掲げ、トマトを中核に野菜・果物・穀物など植物性素材の良さを最大限に生かし、豊かな食文化を創造する企業を推進。同時にCI導入によりコーポレートマークを「トマトマーク」から「KAGOME」に、キャッチフレーズも「自然を、おいしく、楽しく。」に変えた。

さらにNEWスカイ計画(1987~1991年)では、88年に米国法人「カゴメUSA」、90年米国工場「カゴメフーズ社」(カリフォルニア州)を設立するなどグローバル化に向けた活動も強化。カリフォルニアは57年に創業者蟹江一太郎氏が米国トマト産業の視察の際に訪れた地であり、以来33年目にして世界最大のトマト産地への進出を果たした。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。