ガンベロロッソ(本社:イタリア・ローマ)は10月26日、厳選したイタリアワインを紹介する「トレ・ビッキエーリ試飲会」をザ・リッツ・カールトン東京で開催。飲食店や小売店、ワインインポータなど約1千人が来場した。
ガンベロロッソ社が発行する、世界的に権威のあるイタリアワインガイド「ヴィーニ・ディタリア」2024年版にて、最高賞の「トレ・ビッキエーリ」を受賞したワイナリーを紹介するイベント。試飲会には、トレ・ビッキエーリ受賞ワイナリー63社のほか、プロセッコDOC保護協会もブースを設け、高品質なイタリアワインを紹介した。
オープニングセレモニーでは、ガンベロロッソ海外部門最高責任者ルイジ・サレルノ氏、イタリア大使館農業政策部アンナ・イエール氏があいさつ。続いて、「世界トップ・イタリアレストラン」東京版2024に選ばれた10軒のレストランの発表と表彰式が行われた。
伊藤忠食品「ベルルッキ」 「’61ナチューレ(2016年ヴィンテージ)」が受賞 リニューアル新発売新製品「’61ロゼ」も披露
「トレ・ビッキエーリ試飲会」に出展した伊藤忠食品は、最高賞を受賞したベルルッキ社の「’61ナチューレ」(2016年ヴィンテージ)をはじめ、12月にリニューアル発売予定の「’61ロゼ」、日本市場で人気の「’61エクストラブリュット」などのラインアップを紹介した。
ベルルッキ社は22年にワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞。今年も14年連続で「トレ・ビッキエーリ」を受賞し、「フランチャコルタのパイオニア」として名実ともに高い評価を獲得している。
伊藤忠食品は17年にベルルッキ社と日本での独占販売契約を締結。イタリア料理店やホテル、百貨店などの取り扱いが広がっており、日本国内での「ベルルッキ」のブランド拡大に貢献してきた。コロナ後の外食市場の回復も追い風となっているという。
今回の試飲会では、受賞製品の「’61ナチューレ」(16年ヴィンテージ)のほか、クリスマスシーズンに向けてリニューアル新発売となる「’61ロゼ」など、多彩なラインアップを紹介。ブースでは、1961年にベルルッキによって初めて生み出された「ピノ・ディ・フランチャコルタ」のデザインをあしらったボトルも展示し、関係者の注目を集めていた。