6.6 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2025 / 12 / 15 月曜日
ログイン
English
加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品ホテイのやきとり缶 民間宇宙船クルードラゴンに搭載 15日以降打ち上げ予定、古川聡さんらと宇宙へ

ホテイのやきとり缶 民間宇宙船クルードラゴンに搭載 15日以降打ち上げ予定、古川聡さんらと宇宙へ

実際にISSに搭載されている「やきとり缶(宇宙用)」。中身は市販されているものと同じという。
実際にISSに搭載されている「やきとり缶(宇宙用)」。中身は市販されているものと同じという。

ホテイフーズコーポレーションは、古川聡宇宙飛行士が参加する民間宇宙船「クルードラゴンCrew-7」の搭載品に、「宇宙日本食」認証を取得した「ホテイのやきとり(柚子こしょう味)宇宙用」が採用されていることを公表した。

古川宇宙飛行士らを乗せた「クルードラゴン」は8月15日以降にケネディ宇宙センターから打ち上げが予定されており、24年春まで約半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する。

「ホテイのやきとり(宇宙用)」は、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の宇宙日本食の認証を19年に取得。同社の「やきとり缶詰」は品質や保存性・製造工程の安全性・衛生管理など、宇宙日本食として求められる基本条件をクリアしており、「普段地上で食べておりものと同じクオリティのものを宇宙空間で食べることができる」。

現在販売中の市販品の「やきとりたれ味」=左、「柚子こしょう味」(ホテイフーズコーポレーション)
現在販売中の市販品の「やきとりたれ味」=左、「柚子こしょう味」(ホテイフーズコーポレーション)

これまでにも野口宇宙飛行士、星出宇宙飛行士、若田宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションにも搭載され、宇宙空間での食をサポート。海外宇宙飛行士のボーナス食としても採用されるなど、さらなる拡大が期待されている。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。