オリーブオイル値上げ 10月から320円/㎏以上 昭和産業

昭和産業は10月2日納品分から、オリーブオイルの価格改定を実施する。家庭用・業務用のオリーブオイル製品を対象とするもので、上げ幅は㎏当たり320円以上となる。

オリーブオイルは昨年、主要産地であるスペインを中心とした地中海沿岸地域が熱波・干ばつに見舞われたことで記録的な減産となった。今年度も降雨不足が続いており、2年連続の不作が免れない見通しで需給のひっ迫感が深刻化。オリーブオイルの生産地価格は史上最高値を更新し、円安・ユーロ高やエネルギーコストなどの高止まりも追い打ちをかけている。