9.9 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
加工食品油脂PBFの魅力を発信 ECメディア「cotta tomorrow」 cotta×不二製油
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

PBFの魅力を発信 ECメディア「cotta tomorrow」 cotta×不二製油

不二製油は、製菓・製パン材料を取り扱う日本最大級のECサイト「cotta(コッタ)」と共同で、カラダにやさしい手づくりを応援するECメディア「cotta tomorrow」を先月からオープンした。

「cotta tomorrow」は、カラダにやさしい植物由来を中心としたグルテンフリーやオーガニックなど、多様なニーズに応えるためのお菓子や料理素材、レシピなどを紹介するECメディア。初心者でも簡単に作ることができるレシピや記事コンテンツなどの情報にアクセスでき、そのまま食材を買い求めることができるなど、「より気軽にカラダと地球環境にやさしい手作りを楽しめる工夫がされている」(cotta担当者)。

不二製油が展開するPBFのフラッグシップブランド「GOODNOON」製品も順次展開予定で、植物由来の食材を中心としたプラントベースフード、グルテンフリーなどの菓子や料理素材を販売する。

先月開催したオープニングイベントには、cottaの黒須綾希子社長、不二製油グループ本社の鈴木清仁執行役員PBF事業部門長、「ASTERISQUE(アステリスク)」の和泉光一シェフが出席した。cotta tomorrow立ち上げの狙いや、PBFスイーツの魅力などについて説明した。

cottaの黒須社長は「コロナ禍でトレンドが変わり、カラフルな商品よりも米粉やオーガニックなどの問い合わせが増えてきた。カラダが本質的に求める健康的なものを提案していかないと感じたことがcotta tomorrow立ち上げのきっかけ」と説明した。

不二製油グループの鈴木氏は「PBFが注目されているが、これからのキーワードはおいしさ。当社は豆乳クリーム素材や大豆ミート、植物性ダシなど『おいしいPBF』を追求してきた。cotta tomorrowを通じて、おいしいPBFを消費者に発信していきたい」と期待を寄せた。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点