J-オイルミルズは6月1日納品分から、油脂製品の価格改定を実施する。家庭用油脂製品は11~16%、業務用・加工用油脂製品は17~22%の値上げとなる。
バイオ燃料向けなど世界的な油脂需要の増加に加え、円安、物流費や包装資材費、エネルギー価格の高止まりで食用油を取り巻くコスト環境が悪化しているため。
直近では米国環境保護庁がバイオ燃料の混合義務量引き上げを決定。中東情勢の緊迫化で原油価格が急騰するなか、バイオ燃料向けの植物油需要が一層増加する見通しとなっており、オイルバリューの上昇とミールバリューの低下で、搾油採算は厳しさを増している。
すでに日清オイリオグループも6月からの油脂値上げを発表しており、製油各社は急騰する油脂コストへの対応を急いでいる。
J-オイルミルズでは、「今後も原油や食用油の主要原料を含む商品市況は不安定な状況が見込まれ、さらなる価格改定をせざるを得ない状況も想定される」と理解を求めた。



