6.2 C
Tokyo
5.9 C
Osaka
2025 / 12 / 12 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料自販機でタイヤチューブ販売!? 地域活性化へダイドードリンコ

自販機でタイヤチューブ販売!? 地域活性化へダイドードリンコ

飲料自動販売機に強みを持つダイドードリンコは10日、飲料とあわせて自転車用タイヤチューブが購入できる自販機を福島県伊達市の市役所など計3か所に設置した。同社は「今後も飲料購入以外の価値を提供し、地域の活性化に貢献していく」としている。

同自販機は、同市が始動した「サイクルツーリズム×交流をテーマにした廃校活用プロジェクト」に同社が賛同し、「自販機を通じて貢献できれば」と企画した。飲料とともに自転車用タイヤチューブ2種類(各1千200円)を購入することができる。同プロジェクトは、閉校した小学校を、賑わいの創出・集客を通じた地域の活性化を目的に活用・リノベーションし、サイクルツーリズムに特化した自転車ごと泊まれる宿泊施設や、地域住民の交流の場づくり、飲食スペースなどを設置するもの。

同社はこれまでも多くの地域行政と連携し、飲料自販機を通して、紙おむつの販売や、子ども食堂支援などを実施している。同社の持株会社ダイドーグループホールディングスは、グループ理念「人と、社会と、共に喜び、共に栄える」のもと、継続的な社会貢献活動の実現を目的とした「地域コミュニティ貢献積立金」を設け、地域コミュニティ活性化に寄与する活動に活用している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。