スペイン産オリーブオイル専門職連携非営利団体(本拠地・スペインマドリッド)は3月23日から4月5日まで、東京都世田谷区の「二子玉川 蔦屋家電」でイベント「太陽のスペイン産オリーブオイル~おいしい秘密、発見~」を開催している。展示やミニセミナーに加え、料理家の渡辺康啓さんが考案した日本食材を組み合わせたレシピの無料サンプリングも実施。日本での販売量トップであるスペイン産オリーブ油を消費者にアピールする。
4月13日から26日には大阪の「梅田 蔦屋書店」で開催し、同メニューのカフェ・コラボレーションも行う。
イベント初日の3月23日、「iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズ」でPR発表会を実施。ペドロ・バラト・トリゲロ団体代表がコメントを寄せた。
「スペインはオリーブ油の生産量・輸出量ともに世界一。世界全体の約50%を生産し、うち65%以上・130万tを輸出している。200種類以上のオリーブ品種が栽培され、品質面でも高く評価されている。オリーブ油に含まれるオレイン酸・ポリフェノール・ビタミンEは、血中コレステロール値の正常化や血中脂質・細胞の酸化防止など、健康や美容に良い効果を与える。オリーブ畑の土壌と樹木は、オリーブ油の生産過程で発生する温室効果ガスの10倍を吸収していると推定され、サステナビリティの面でも優れている。ぜひこの機会にスペイン産オリーブ油を知り、もっと日常に取り入れてほしい」。
発表会には渡辺さんとともにタレントの菊地亜美さんが出席。「菜の花とイカの生姜オイルあえ」など3品を試食し、「和素材と相性が良いのは発見だった」と感想を述べた。また渡辺さんは「スペイン産オリーブ油は華やかな香りがする」と他地域産との違いを指摘した。
スペイン産オリーブオイル専門職連携非営利団体は、オリーブ油業界の生産者、協同組合、工場、ボトラー、輸出業者を代表する組織によって、業界の改善を目的に設立された団体。