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飲料系飲料豆乳より「スゴイダイズ」 3ブランド統合し大刷新、常温保存が可能に 大塚食品

豆乳より「スゴイダイズ」 3ブランド統合し大刷新、常温保存が可能に 大塚食品

大豆飲料、豆乳+食物繊維の価値

豆乳は一般的に大豆から繊維質(おから)を取り除いた飲料であるのに対し、大塚食品の大豆飲料は大豆をそのまま粉末(大豆粉)にした飲料で、大豆たんぱくや大豆イソフラボンが摂取できる豆乳の機能価値に加えて、豆乳に含まれない食物繊維も摂れるのが特徴となっている。

健康志向の高まりで豆乳市場が拡大を続ける中、大塚食品は昨年11月1日にグループ会社の大塚チルドから大豆飲料を譲受し、このほど全ラインアップを大刷新した。これにより豆乳とは一線を画した“まるごと大豆飲料”としての訴求を強化し、大豆飲料の認知獲得と市場定着化を目指していく。

金子忠晴部長(大塚食品)
金子忠晴部長(大塚食品)

7月30日、本社で発表した金子忠晴執行役員飲料事業部長は「今回が一歩目。来年、再来年といろいろ構想を練りながら進めている。5年以内に引き継いだ時の倍にはしたい」と意欲的。

刷新の主なポイントは、3種類の大豆飲料を「スゴイダイズ」ブランドに統一したことと、要冷蔵(チルド)での販売だったのを製法の見直しにより常温保存可能にした点にある。

統一したことで、同社の大豆飲料は「スゴイダイズ」ブランドの傘の下に

①無調整タイプの「スゴイダイズ」オリジナル
②ミルクのような味わいで牛乳と相当量のカルシウムが入っている「ミルクのようにやさしいダイズ」
③1日分の鉄分が摂取できる「やさしいダイズ」

――の既存3種類を位置づけ、全品のパッケージにブランド名と「まるごと大豆飲料」を新たに記載して7月から発売している。

常温化は、殺菌温度の変化や酸素を極力除去するなど製法の工夫によって中味をそのままに実現。7月末頃から店頭で常温保存タイプに切り替わるようになっている。

植村家敏PM(大塚食品)
植村家敏PM(大塚食品)

植村家敏飲料事業部ダイズ飲料担当PMは常温化について「『マイサイズ』や『ボンカレー』、飲料などでわれわれが持っているチャネルにも展開できるきっかけになる。要冷蔵から常温保存になることで売場の活性化にもつながる」との見方を示した。

常温化により賞味期限も延長。「スゴイダイズ」オリジナルを除いた全品が120日から180日へと伸び、オリジナルは大豆固形分が14%と高めであることから固形分の沈殿を考慮して135日と設定している。

売場拡大に向けては、新シリーズ「たんぱく質がスゴイダイズ」2品(プレーン・バナナ、ともに200㎖)を9月17日に新発売する。

同商品は「たんぱく質は摂りたいがカロリーや糖質が気になる人」をターゲットに、植物性のたんぱく質が10g摂取できるようにし、低糖質、乳成分不使用、コレステロール0mg、カロリー85kcalに仕立てられている。

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