国分首都圏は10月29日、日本橋プラザで「乾物・乾麺展示会」を初開催した。出展メーカー47社(乾麺12、海産乾物15、農産乾物15社)。取引先小売業50社のバイヤーをはじめ、来場者約300人を招いた。
3年前から社内向けの勉強会として実施していた乾物・乾麺展示会を、今回から社外の取引先を招いた専門展示会として初開催。「乾物・乾麺の魅力 再発見」~「瞬(とき)」も「じっくり」も自由自在、未来に繋げる伝統の知恵~をテーマに、「伝統食材である乾物・乾麺の魅力を楽しみながら再発見してもらうことで、出展メーカーと小売業の商談促進や、新たな売場づくりにつなげていきたい」(南博貴社長)と語った。
会場では、乾物・乾麺の主要取引先47社のメーカーが出展。農産・海産乾物、乾麺のカテゴリーごとに、各社の主力商品や重点商品、産地や原料素材へのこだわり、使い方の提案などを紹介した。

国分ならではの商品提案に加え、乾物・乾麺を五感で触れ・香り・食べ比べできる体験コーナーを設置。手延べ製法の体験(稲庭うどん)、讃岐うどんの手打ち・包丁切り体験、おぼろ昆布の実演・削り体験、椎茸・昆布だしの比較など、乾物の製造方法やこだわりを実際に体験してもらい、来場者に乾物の魅力を伝えた。
また、提案コーナーでは、時短・簡便、手間なし、マンネリ化の解消など、現代のライフスタイルや生活者ニーズに合わせた乾物・乾麺の新たな使い方を紹介。水戻し不要の炊き込みご飯やひじきカレー、レンジ調理の乾麺うどん、切干大根・昆布のアレンジメニューなどの提案が好評だった。
国分首都圏では、第12次長計・最終年度となる2030年に乾物・乾麺の売上高200億円を目指し、乾物・乾麺の提案強化を進める。売場づくりや需要創造にとどまらず、地域資源を活用した商品開発などを通じて「伝統の良さ×手軽さの新常識で売場を見直し、生活者の課題を解決し、(乾物・乾麺を)思わず手に取る提案型売場に進化させていきたい」と意気込みを語った。
